せどりとは「安く仕入れて高く売る」シンプルな稼ぎ方【簡単です】
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せどりについて知りたい人「せどりってどういうビジネスなんだろう。素人にも分かるように説明してほしいです。」 |
そんな方に向けて記事を書きます。
- せどりというビジネスの概要が分かる
- せどりの稼ぎ方がざっくり理解できる
本記事を書いている僕は、せどり歴5年以上。現在は、副業せどりコンサルタントとして、せどりを教えることをメインに活動しています。
そういった経験に基づいて、せどりとはどういったビジネスなのかを分かりやすく解説します。
せどりとは「安く仕入れて高く売る」シンプルな稼ぎ方【簡単です】
せどりとは「商品を安く仕入れて高く売る」ことで、利ざやを抜いて収益をしていくシンプルな稼ぎ方です。
仕入れるというと、業者から仕入れたりとハードルの高いイメージを持たれるかもしれませんが、せどりは、普段買い物をするような街にある店舗や、オンラインストアで商品を仕入れていくかたちになります。
なので、仕入れるというよりは、商品を安く「買う」というのが、表現として正しいのかもしれません。
具体的な仕入れ先については、また後ほど解説をしますが、たとえば街にあるお店でセール品を安く買ってくるようなイメージで考えていただければと思います。
そして「高く売る」の部分についてですが、買ってきた商品は、インターネットを使って販売していきます。
具体的な販売先についても、後ほど解説をしますが、安く買ってきた商品は、パソコンやスマートフォンを使い、インターネット上に出品をして、売れたら商品を発送していくというイメージです。
せどりというビジネスの概要について、ざっくり説明すると、上記の通りになります。
せどりというビジネスのルーツ
現代における「店舗で商品を安く仕入れて、オンラインで販売する」という、せどりについては、2009年くらいから、実践者が現れてきたようです。
僕がせどりを始めたのが2013〜2014年頃なので、当時の様子は知らないのですが、、、
当時は、今のように仕入れ先も多様ではなく、基本的には「ブックオフで仕入れる」という手法で、利益を上げている方ばかりだったそうです。
しかし「安く仕入れて高く売る」というビジネスモデル自体は、もっともっと昔から存在するものです。
そもそも、物販ビジネス=目に見える商品を売って利益を上げるビジネスは、すべて「安く仕入れて高く売る」というビジネスモデルですからね。
なお、せどりの語源については諸説あるようですが「掘り出し物を第三者に販売して利ざやを稼ぐ=競取り」がルーツと言われていたりもするようです。
せどりの種類について
現代のせどりにおいては、仕入れ先や仕入れる商品を限定せずに、オールマイティに仕入れをしていく手法が主流となっていますが、せどり業界では、これまで数々のブームが起きてきました。
例えば、せどりのルーツで触れた「ブックオフで仕入れをする手法」については「ブックオフせどり」と呼ばれたりしています。
ほかにも、CDを中心に仕入れる「CDせどり」や、DVDを中心に仕入れる「DVDせどり」、ゲームを中心に仕入れる「ゲームせどり」などが、ブームになった時期もありました。これらは、2013年頃に流行っていた手法です。
また、その後に流行ったのが「家電せどり」で、家電せどりのブームはわりと長期的に続いていた印象があります。
現代のせどりにおいても、ブックオフでの仕入れもしますし、ゲームや家電も仕入れていくことになるのですが、これからせどりで稼いでいくなら「仕入れ先や仕入れる商品ジャンルを限定しない」ことが重要になります。
ブックオフはあくまで仕入れ先のひとつ、ゲームも家電もあくまで仕入れる商品ジャンルのひとつに過ぎないということです。
これまで、あらゆる○○せどりがブームになってきましたが、現代においては「オールジャンルせどり」というイメージで、あらゆる場所であらゆる商品を仕入れていくかたちが主流と考えておきましょう。
せどりとは違法ではないのか:転売行為そのものに違法性はありません
まず、よくある質問が「せどりとは違法ではないのか?」というものです。
これについては、結論から言いますと、転売行為そのものに違法性はありません。ただし、やり方次第では違法になる可能性があるので、最低限の知識を持って取り組む必要があります。
せどりに取り組むにあたって、下記の行為は違法となる可能性があることを覚えておきましょう。
- チケットを転売した場合
- 偽物、偽ブランド品を転売した場合
- 酒類販売業免許を持たずにお酒を転売した場合
- 再販価格維持制度に違反した場合
それぞれの詳細については、別途くわしく解説した記事があるので、下記に貼っておきます。
せどりの仕入れ先とは:普通のお店です
ここからは、せどりの仕入先について解説していきます。
冒頭の、せどりというビジネスの概要でも触れた通り、せどりの仕入れ先は業者などではなく、普通に買い物をするようなお店になってきます。
まず、せどりの仕入れ先には2つの種類があります。それが下記の2つになります。
- 街にある店舗
- オンラインストア
街にある店舗で仕入れる手法のことを「店舗せどり」、オンラインストアで仕入れる手法のことを「電脳せどり」と言うので、覚えておきましょう。
店舗せどりの仕入れ先とは
店舗せどりの仕入れ先とは、具体的に下記のような店舗が挙げられます。
- ハードオフ
- ブックオフ
- オフハウス
- TSUTAYA
- GEO
- ドン・キホーテ
- イオン
- トレジャーファクトリー
- セカンドストリート
- トイザらス
- コストコ
- 東急ハンズ
- ヤマダ電機
- エディオン
- コジマビックカメラ
- ソフマップ
- 島忠ホームズ
あくまでも上記は代表的な店舗名をピックアップしただけなので、商品が安く買える可能性がある店舗なら、どんな店舗でも仕入れ先として使うことができます。
電脳せどりの仕入れ先とは
電脳せどりの仕入れ先とは、具体的に下記のような店舗が挙げられます。
- 楽天市場
- ヤフーショッピング
- ブックオフオンライン
- TSUTAYAオンライン
- 駿河屋
- ハードオフネットモール
- ヤマダウェブコム
- ビックカメラドットコム
- ヨドバシドットコム
- コジマネット
- ジョーシンウェブ
- エディオンネットショップ
- ソフマップドットコム
こちらもあくまで代表的なオンラインストアをピックアップしただけなので、安く商品を買うことができるオンラインストアなら、どんなストアでも仕入れ先として使うことができます。
ただし、ヤフオクなどのオークションサイト、メルカリなどのフリマアプリは仕入れ先として使うことができないので気をつけましょう。理由については、下記の記事で解説しています。
違法になる電脳せどりのパターン3選【逮捕や罰金を避ける方法】
電脳せどりに興味がある人「電脳せどりって違法なのかな。違法ならやりたくないし、、、事実をおしえて
せどりで仕入れる商品とは:幅広いジャンル
せどりで仕入れる商品とは、下記のように幅広いジャンルになります。
- 本
- 家電
- ゲーム
- おもちゃ
- CD
- DVD/ブルーレイ
- ヘルビ(ドラッグストア)
かつでは、CDせどり、DVDせどりなどのブームがあった、商品ジャンルですが、仕入れ先と同じように、限定することなく、あらゆる商品を仕入れ対象にしていくかたちが、現代のせどりにおいては主流となっています。
せどりの販売先とは:主に3種類です
せどりの販売先とは、主に3種類ありまして、下記の通りです。
- Amazon(Amazon)
- メルカリ
- ヤフオク
メインの販売先として使っていくのが「Amazon」になります。
Amazonをメインとして使う理由は「商品が早く売れやすい」ことと「商品が高値で売れやすい」ことが挙げられます。
そして、サブの販売先として使っていくのが「メルカリ」と「ヤフオク」になります。
なぜ、Amazon以外の販売先を用意しておく必要があるのかというと、一部、Amazonで販売できない商品があるからです。Amazonに出品できない場合は、メルカリかヤフオクで売りましょう。
ちなみに、これからAmazonのアカウントを作成した場合、CDとDVDは基本的に出品ができません。CDとDVDはメルカリかヤフオクで販売する前提で、仕入れていくことになります。
せどりのメリットとは
ここからは「せどりのメリットとは何か」を解説していきます。結論としては、せどりのメリットとは下記の通りです。
- 初心者が始めやすい
- 即金性が高い
- リサーチをしっかりすれば損をしない
それぞれのメリットについて、下記にて詳しく解説します。
初心者が始めやすい
せどりは、ビジネスを全くやったことがない初心者の方でも始めやすいビジネスです。
まず「商品を安く仕入れて高く売る」というシンプルなビジネスなので、収益化の仕組みについては、それほど学習しなくても、始めることができます。
なお、僕は、せどり初心者の方には、利益商品のリサーチから始めることをおすすめしています。まずはリサーチを通して、稼げるという感覚を掴んでから、準備を始める方が、モチベーションが保ちやすくなるからです。
早速、リサーチにチャレンジしてみたい場合は、下記の記事を参考にしていただければと思います。
【今日からスタート】せどりの始め方と初心者がやるべきことを解説
せどり初心者が何から始めれば良いか知りたくありませんか?本記事では、副業せどりコンサルタントとして活動中の僕が、せどり初心者はリサーチから始めるべきと主張しつつ、その理由や具体的な取り組み方を解説しています。
即金性が高い
せどりは、即金性の高さが魅力のひとつです。簡単に言うと「すぐに稼げる」という意味です。
せどりは「商品を安く仕入れて高く売る」だけで収益を発生させることができるので、リサーチのスキルを身につけさえすれば、早い段階で収益化をすることができるビジネスになります。
ただし、勘違いしていただきたくないのは、稼ぐことは決して楽ではないということ。ほかのビジネスに比べれば「初報酬までのスピードが早い」ことは事実ですが、十分な行動量が必要になることも理解して取り組むようにしましょう。
リサーチをしっかりすれば損をしない
せどりで儲かる商品をリサーチする時は、モノレートというウェブ上で使えるツールを用いて、仕入れる前に「仕入れたら稼げる商品かどうか」を判断することができます。
なので、モノレートを使ったリサーチ方法を、しっかり身につけておけば「仕入れたけど赤字になってしまう」という事態を、未然に防ぐことができるということです。
仕入れる前に、確認をして、利益が出せない商品なら仕入れない。利益が出せる商品だけを仕入れる。これを徹底して取り組むことで、損をすることなく、せどりというビジネスにチャレンジすることができます。
ちなみに、モノレートを使ったリサーチのやり方については、詳しく解説した記事を別に書いていますので、下記に貼っておきます。せどりのリサーチにチャレンジする時は、必ず見ておくようにしてください。
せどりのリサーチ方法は?利益商品を見つけるコツは?【初心者向け】
せどりで儲かる商品を探し出すリサーチ方法が知りたくありませんか?本記事ではリサーチツールを使った確実性の高いリサーチ方法について解説しています。
せどりのデメリットとは
ここからは「せどりのデメリットとは何か」についても解説していきます。せどりのデメリットは下記の通りです。
- プラットフォーム依存のビジネスである
- 資産性がない(収益が作業量に比例)
- 稼いだら叩かれがち
それぞれのデメリットについて、下記にて詳しく解説します。
プラットフォーム依存のビジネスである
せどりでは仕入れた商品を、Amazon、メルカリ、ヤフオクといったプラットフォームで販売していくことになります。
つまり、自分でお店を構えて販売するのではなく、集客力を兼ね備えた既存の売り場を借りて、商品を売っていくということです。
そうすると、各プラットフォームのルールに従って運用をする必要があるため、自由度という点においては、やや制限されてしまう部分があります。
例えば、Amazonでは一部メーカーの商品や、一部の商品ジャンルに、出品制限がかけられていて、商品が出品できないということが、あったりします。
また、各プラットフォームの規約は、突然書き換えられるようなこともあるので、そういった変化に対応しながら、ルールを守り運営していかなければなりません。
致命傷になるようなことは無いにしても、強いて言えば「プラットフォーム依存」はデメリットと言えるかなと思います。
資産性がない(収益が作業量に比例)
せどりには資産性がなく、収益が作業量に比例していく点もデメリットと言えます。
つまり、仕入れや販売という作業をやめてしまったら、収益が止まってしまうということです。
「それは当たり前のことでは?」と思うかもしれませんが、例えばYouTubeだと、作業をやめてもアップロードした動画は残り続けるので、放置してもその動画が収益を上げ続けてくれる状態を作ることもできます。
そういった意味で、せどりには資産性が無いと言えるでしょう。
ただ、例に挙げたYouTubeなんかだと、資産性を持たせるためには、チャンネル登録者数を伸ばすために、多くの動画を継続してアップロードしたり、集客面の努力が必要になり、これはある程度の時間をかけてやらなくてはなりません。つまり、即金性が無いということ。
せどりは、資産性はないものの、メリットにも挙げさせていただいたように「即金性」は高いので、早い段階で収益化しやすいという点に魅力を感じられる場合は、せどりというビジネスはおすすめです。
余談ですが、せどりの出品作業などは、ある程度稼げるようになったら外注化も可能ですので、作業負担を減らしながら収益を上げることは、できないことでもありません。
稼いだら叩かれがち
せどりは稼いだら叩かれがちです。店舗で普通に売っているものを、転売目的で買っているという行為が、一般的には良く思われないからです。
ただ、稼いだら叩かれる傾向については、せどりに限ったことではありません。アフィリエイトで稼げば、無関係な広告収益で稼いでいるアフィカスと言われたりもしますし、自分のコンテンツを販売したら情報商材=詐欺と言われたりもします。
ネットビジネスで稼ぐことについては、批判的な意見を持つ人もいますので、その点については理解した上で取り組む必要があるかと思います。
とは言え、せどりもれっきとしたビジネスですので、批判的な意見に屈することなく、稼ぐことにフォーカスし、取り組んでほしいとも思います。
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