中国輸入OEMとは?資金づくりやリサーチ方法を解説【ライバル不在】
中国輸入OEMに興味がある人「中国輸入のOEMってどんな意味?どんな稼ぎ方なのか、実践方法を含めて教えてください。」 |
そんな方に向けて記事を書きます。
- 中国輸入OEMの実践方法がわかる
本記事を書いている僕は、物販歴5年以上。現在はコンサルタントとして、物販の稼ぎ方を教えることをメインに活動中です。
ちなみに副業時代に下記のような売上実績があります。
そういった経験にもとづき、本記事では「中国輸入OEM」について解説します。
中国輸入OEMとは?資金づくりやリサーチ方法を解説
本記事では、中国輸入OEMについて、資金づくりやリサーチ方法を含めた実践方法を解説します。
OEMとは?
「Original Equipment Manufacturing」を略した言葉。
意味としては「他社ブランドの製品を製造すること」をさします。
つまり、中国輸入OEMとは下記のような稼ぎ方です。
製品の製造を中国の工場に外注して、自社ブランドの製品をつくって売る。
自社ブランドの商品を売れば高利益、かつ独占販売が可能。
しかし、自分で商品をつくる技術はない。
なので、商品をつくるところだけ外注してしまおうという考えです。
中国輸入OEMのメリットとデメリット
とはいえ、メリットばかりではありません。
メリットとデメリットを理解した上で、実践すべきかどうか判断しましょう。
メリットについて
中国OEMのメリットは下記のとおり。
- ライバル不在で独占販売ができる
- 低価格で仕入れて利益率を上げられる
- ブランド力をつければ長期的に稼げる
自社ブランドの商品なので、どこにも卸さなければ独占販売できます。
正真正銘の「ライバル不在」状態がつくれるわけです。
物流の最上流なので、コストをおさえられます。
仕入れ、というか生産コストですね。これを下げることで、自ずと利益率は上がります。
自社商品を売ることで、ブランド力がつきます。
ブランド力がつくと、間違いなく商品は売れやすくなります。ファンをつくるのが最強です。
デメリットについて
中国輸入OEMも良い点ばかりではありません。
デメリットは下記のとおりです。
- 資金力がいる
- 即金性がない
- マーケティングスキルや営業力がいる
基本的に、100個単位や1,000個単位での発注になるので、資金がいります。
中国輸入OEMを実践する場合、少しでも資金を増やしておきましょう。
下記の記事で資金づくりの方法も解説しています。
新たな商品を生産するには、時間がいります。
そのため「すぐに稼げるビジネス」ではありません。
指示書のやり取りやサンプルのチェックなど、半年近くかかくのが普通です。
売れる商品をつくるためには、マーケティングの知識やスキルがいります。
また、生産を外注するにあたっては、双方にメリットがある提案も必要です。
そのため営業力も欠かせないスキルとなります。
資金もないとダメ。経験や知識も必要。
中国輸入OEMは、物販初心者にはおすすめしにくい稼ぎ方です。
まずは、既製品の仕入れ→販売を通して基礎的なスキルと安定的な売上をたててから、さらなるステップアップとして挑戦するのが現実的でしょう。
初心者の方は、まず下記の記事を参考に「中国輸入ビジネス」を実践してみてください。
中国輸入OEMの実践方法
中国輸入OEMは下記の手順で実践します。
- 商品を決める
- デザインや価格を決める
- 工場に見積もり依頼
- サンプルの発注と確認
- 生産量を決める
- 販売
1.商品を決める
売りたい商品を概要を決めます。
需要のある商品でなければ売れないので、事前のリサーチは必須。
マーケティングの腕が試されるところです。
2.デザインや価格を決める
商品について、より詳細な部分を決めていきます。
- まだ世の中にない商品にするのか?
- 既製品を参考に自社商品をつくるのか?
- ライバルとの差別化はどう図るのか?
など、センスも試されるところでしょう。
3.工場に見積もり依頼
商品が決まったら生産にかかるコストを確認します。
中国の工場に見積り依頼をおこないましょう。
中国の工場はトラブルが起きやすいことも事実。
下記のような代行会社をたてて交渉することもできます。
予算も含めて、見積もりに納得できたら、次のステップです。
4.サンプルの発注と確認
続いてサンプルを発注します。
できあがったサンプルは、データだけじゃなく「現物」も確認しましょう。
サンプルがイメージと異なる場合は修正を依頼します。
時間はかかりますが、しっかりコミュニケーションをとって、納得のいく商品をつくってください。
5.生産量を決める
商品ができたら、生産量を決めて発注します。
需要から、適切な生産量を見極めてください。
6.販売
商品の販売は、Amazonを使うのが主流です。
カタログがないので、新規カタログをつくって出品します。
中国輸入OEMの注意点
主に「マーケティング」の部分です。
下記のことに注意しましょう。
- 価格競争が起きている商品は避ける
- 類似品が多い商品はつくらない
- 季節モノはつくらない
価格競争が起きている商品は避ける
すでに価格競争が起きているジャンルは、価格競争に巻き込まれる可能性大です。
商品を売るために価格を下げ続ける「地獄の状態」になるので、価格競争からは逃げましょう。
類似品が多い商品はつくらない
類似品が多い商品は、差別化の難易度が高くなります。
より高度なマーケティングスキルが必要になるので、できるだけ避けましょう。
季節モノはつくらない
売れる時期が偏る商品では、安定的な売上が保てません。
ブランド力がついてからつくるのはアリですが、ひとつめは季節モノを避けましょう。
中国輸入OEMでかかる資金について
最低でも10万円ほどは用意しておきたいところ。
中国輸入OEMでは、下記のような初期資金が必要になります。
- 商品の製造にかかる費用
- JANコード取得にかかる費用
- ブランドタグの作成にかかる費用
- Amazonカタログ用画像の作成にかかる費用
商品の製造にかかる費用
工場の見積もりや発注数によるため一概にはいえません。
最低でも5万円〜を見ておくと良いでしょう。
JANコード取得にかかる費用
いわゆる「バーコード」ですね。
事業のランクにもよりますが、ほとんどの場合2万円弱で済むはずです。
ブランドタグの作成にかかる費用
ブランドタグをつけると、Amazonがオリジナル認定してくれます。
すると、相乗り出品を防ぎ、独占状態での販売が可能です。
こちらは、数千円で済むはず。
Amazonカタログ用画像の作成にかかる費用
Amazonのカタログページに使う商品画像です。
商品の売れ行きを左右する大切な画像ですので、外注しましょう。
1〜2万円で依頼することができるはず。
中国から商品を輸入するには「関税」がかかります。
関税についても下記の記事で学んでおくと良いでしょう。
まとめ:中国輸入OEMは中級者の次のステップアップにおすすめです
まとめます。
中国輸入OEMは中級者の次のステップアップにおすすめです
まずは、既製品を仕入れて売る、一般的な中国輸入ビジネスを学びましょう。
一定の売上を達成すれば、資金にも余裕ができて、売るコツもわかってきます。
次のステップとして「オリジナル商品を売りたい」という考えがあれば、中国輸入OEMが最適だと思います。
それでは、本記事は以上です。
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